私たちは、昔から森からの恩恵を沢山受けてきました。
薪炭の材料やキノコ栽培の原木を得るために。
道具や楽器などの材料を得るために。
森から湧き出る水を得たり。
農業で使う肥料を得るために。
なとなど。
こうした豊かな森を作るのは、
人の力だけでは限界があります。
野生のいきものたちの日常の営みによって作られて行くものなのです。
人々はかつて、こうした野生のいきものとうまく付き合いながら、豊かな自然を維持してきました。
そうした、野生の『いきもの』たちは、
実は森だけが有っても生きて行けません。
むしろ、野原が必要です。
森と野原。
そのバランスが、かつての日本には、絶妙にありました。
ところが、昭和の高度成長時代に、
森は針葉樹の人工林一辺倒となり、
野原はどんどん潰されていきました。
その結果、
健全な森を作る役割を果たしてた野生のいきものの棲みかが無くなっていきました。
さらに、
森にもかつてのような恵みは無くなってしまいました。
私たちは、そうした現状に目を当て、
いきものが自然のなかで果たす役割の大きさを考え、
そして、いきものが棲める場所の復元に取り組んでいる団体です。
広葉樹の森の再生もしますが、広葉樹一辺倒ではありません。
針葉樹の大切さも、忘れません。
森一辺倒でもありません。
野原も、創出します。
いきものが棲める場所である 野原 も作り、
そして、人間が恩恵を受けてきた森の樹木で無くなりつつあるものは、植えて行く。
地域に元々生えている樹木を、植えて行く。
そうした活動です。
森が完成するのは
数十年後から数百年後。
でも、
野原を創出すると、
その地域のいきものの棲みかが数年後には出来ます。
子どもや孫の世代が、
後世の世代が
いきものの作り出す空間の恩恵を受けられるべく動く。
そうした活動をしております。
どうぞ、宜しくお願いいたします。

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